2018/02/27(1204 Views)

安心できる中古車の選び方

中古車は頻繁に購入するものではないので、色々とわからないことや忘れてしまっていることがありませんか?はじめて中古車を購入するなら尚更わからないものです。

こちらのページでは、中古車を購入するにあたって知っておきたい基本的な流れや、中古車選びのポイントをまとめています。中古車といえ決して安い買い物ではなく、また数年間を共にする大切な愛車を購入する重要なイベントです。

みなさんの素敵なカーライフを願ってお届けいたします。

はじめに知っておきたい!中古車を購入する流れ

必要書類や支払い方法、納車までどれくらいかかるのか?こんな疑問をお持ちの方もいるのではないかと思います。中古車を購入する際のガイドラインとして、購入から納車までの流れを分かり易く解説します。

また、近隣で購入する場合と遠方で購入する場合とでは、途中までの流れが変わってきます。まずはそれぞれの場合で見ていきましょう。

近隣で購入する場合

①希望する車種を検索
一昔前では中古車情報誌を購入して中古車探しをしていましたが、最近ではパソコンやスマートフォンを使って無料で中古車探しをすることができます。

②中古車販売店へ訪問
既にクルマをお持ちの場合は販売店にクルマを停められますので問題ありませんが、クルマをお持ちでない場合は交通機関を利用するか、販売店に送迎して貰うことも可能ですので、一度相談してみることをおすすめします。

③実車の状態を確認
第三者機関が発行する中古車鑑定書を見せてもらいましょう。もし中古車鑑定書が無い場合、修復歴の有無や走行距離が実走行かどうか証明するものが無いということになるので、そのクルマは信憑性が低く、中古車鑑定書を導入していない中古車販売店から買うリスクを考えるとそのお店から買うのを避けるべきです。購入時に注意したい点と、確認したい点を詳しくまとめておりますので参考にしてください。

④整備・保証・総額を確認
信頼できる販売店なのかという点に繋がるので、整備はどこまでやるのか保証はどんな内容なのか総額はいくらなのか、この三点は必ず確認しましょう。

⑤契約
全ての内容を十分に確認し、納得の上で契約しましょう。少しでも疑問や不安が残っていると後々トラブルの原因になりかねません。契約時には、注文書へのサイン、必要書類の説明などがあります。契約したその日に全額を支払わなければならないとお思いの方もいらっしゃいますが、契約した当日に全額支払う必要はありません。一般的にその日は1万円から10万円くらいの手付金だけ支払い、後日全額支払うパターンがほとんどです。ローンの場合は一般的な中古車販売店なら提携しているローン会社があり、審査に通ればそのままローン申し込み書類に必要事項を記入します。この際、月々の料金引き落としに使う銀行印が必要になりますので、可能であればその日に持参して来店したほうが良いでしょう。また、名義変更する際に委任状へ実印の捺印も必要になりますので、実印も持参するとベストです。万が一持参しなくても申し込み書類を持ち帰り、後日郵送もしくは来店して届けても大丈夫です。

遠方で購入する場合

①希望する車種を検索
一昔前では中古車情報誌を購入して中古車探しをしていましたが、最近ではパソコンやスマートフォンを使って無料で中古車探しをすることができます。

②中古車販売店へ連絡
実車の確認が出来ずに購入するため、慎重になる必要があります。質問に対して何かごまかすようなことや、少しでも不安に感じることがあった場合は止めておいたほうが無難です。

③実車の状態を確認
実車の確認が出来ない分、エンジン音を電話で聞かせてほしいなどのリクエストや、気になる箇所の写真をメールで送ってもらうなどのリクエストを必ずしましょう。遠方で購入する場合、中古車鑑定書の確認は必須です。もし中古車鑑定書が無い場合、修復歴の有無や走行距離が実走行かどうか証明するものが無いということになるので、そのクルマは信憑性が低く、中古車鑑定書を導入していない中古車販売店から買うリスクを考えるとそのお店から買うのを避けるべきです。何かあっても出向くことも出来ませんので泣き寝入りすることになる可能性もあります。

④整備・保証・総額を確認
信頼できる販売店なのかという点に繋がるので、整備はどこまでやるのか保証はどんな内容なのか総額はいくらなのか、この三点は必ず確認しましょう。

⑤契約
電話やメールでのやり取りの後、契約するための必要書類一式が中古車販売店から郵送されます。必要書類は数種類ありますが、中古車販売店によってはその書類の中で注文書だけ先に返送しなければならない場合があります。その場合、取得するのに時間がかかる車庫証明や印鑑証明用とは別に注文書用の返信用封筒が同封されているはずですので、そちらで返送し、同時に手付金として1万円から10万円を振り込むことで本契約となります。店舗によってはそれらの期限が決められており、期間を過ぎるとキャンセル扱いとなり他の人が購入してしまうこともありますので注意が必要です。ローンで購入する場合は、申込用紙に必要事項を記入し注文書と一緒に返送します。

共通の流れ

ここからの流れは、近隣で購入する場合も遠方で購入する場合も共通となります。

⑥任意保険の検討・加入
任意保険はその名の通り「任意」ですが、一般的に事故を起こした際、賠償責任が負えなくなりますので必ず入るべきです。ほとんどの場合、中古車販売店提携の保険会社がありますが、広告などで見かけるネット通販型の保険会社でも良いと思います。中古車販売店提携の保険で良いのならクルマを購入した日に見積もりを作成してもらい検討しましょう。納車と同時に保険加入することができます。契約から納車までだいたい2週間くらい時間が有りますのでそれまでに決めると良いでしょう。

⑦車庫の確保
中古車販売店で契約後、いくつか書類を渡されます。その中に車庫証明申請書類という用紙があります。中古車販売店が代行する場合は20,000円くらい手数料が掛かりますが、車庫証明の取得は誰でも簡単にできるので可能ならばご自身で行ったほうが節約できます。いずれにしても、まず最初に車庫(駐車場)を確保しなければなりません。ご自身の土地を使う場合と月極駐車場を借りる場合とありますが、もしも後者ならまずは不動産屋に行きましょう。購入する前に駐車場を確保すべきと言う方もいますが、契約した後でも大丈夫です。

⑧必要書類を店舗へ送付
購入したクルマの名義変更に必要な車庫証明・印鑑証明・委任状を用意したら店舗へ送付しましょう。車庫証明は地元警察署に申請を出して受理されるまで一週間ほど掛かります。ほとんどの地域で警察署と市役所は近い場所にあると思いますので、車庫証明と印鑑証明をまとめて取りに行くと効率が良いでしょう。また印鑑証明は市役所の出張所でも取れます。さらに車庫証明と印鑑証明の他、中古車販売店から貰った書類の中に委任状という用紙がありますので実印を捺印します。これら3つの書類が揃ったら返信用封筒に入れて返送します。

⑨残金の支払い
現金の場合は銀行振込、もしくは店舗に出向いて現金を支払う、どちらかのパターンになります。ローンの場合は上記の必要書類を届ける段階でローン申込用紙を一緒に渡すと良いでしょう。

⑩納車
契約から納車まで平均2週間前後となります。しかし、必要書類の用意が遅いとその分納車も遅れてしまいますので納車を早くしたいのであればできる限り必要書類を早く用意しましょう。納車費用を払っている場合、購入した中古車が自宅まで届けられますが、別途費用が掛かりますので、よほど遠方ではない限り、販売店まで自分で取りに行き少しでも費用を抑えた方が良いでしょう。下取り車がある場合は、下取り車で来店すれば大丈夫です。遠方で購入した場合、陸送会社がトレーラーで購入したクルマを自宅まで届けてくれます。納車の際に大切なことは、契約時に約束したことが行われているか一つ一つ確認しましょう。例えばETCの取付を別途費用でお願いしていたのに付いていない、キズを直しておいてくれると言っていたのに直っていないなどが納車時によくあるトラブルです。納車されて数日経ってからでは言い辛かったり、販売店によってはとぼけたり酷い対応をとられる場合もあるので、できるだけ納車時に確認し、何かあればその場で対処してもらう必要があります。

できれば避けたい!中古車を選ぶにあたって注意したい4個のポイント

相場よりも格安または激安で販売されている中古車には何かしら理由があります。その理由はクルマにあることも多いです。場合によっては予算の都合により、こういった訳あり中古車を購入する機会があるかもしれません。しかし、そこにはリスクが付きまといます。あまりおすすめしませんが、リスクを承知の上で購入して頂きたいポイントをまとめておりますので参考にしてください。

修復歴有

修復歴有のクルマは、まっすぐ走らないことがあります。低速では違和感なくてもある一定速以上でハンドルが左右どちらかにとられたりします。事故による歪みが完全になくならず、パーツ同士が干渉しカーブなどで異音が生じるケースもあります。また、何より怖いのが、キレイに修理され見た目はバッチリでも問題は中身です。一度衝撃吸収に使われたものを伸ばしたり叩いたりして修理したものは、次の衝撃で耐えられないことです。修復歴の有無は、過去にそのクルマが走行に関わる部分、また骨格に関わる重要部分を修理しているかどうかが基準になります。バンパーのみの交換、ドアのみの交換、ボンネットのみの交換なら修復歴にはならないのです。しかし、落石や落雪によりルーフパネルが凹み修理した場合には修復歴有になります。また、リヤホイールハウス付近のクオーターパネルにサビが出やすいクルマがあり、このサビを修理する場合には切断して修理しなければ直せませんのでココを修理すると修復歴有になります。現在販売されているセダン、ハッチバックなどの乗用車、ミニバン、SUV(ラダーフレーム車を除く)はほとんどがモノコックフレーム構造を採用しています。モノコックフレームは衝撃吸収性能に優れていることから、万一の事故の際には衝撃を各部に分散し乗員保護に役立てます。つまり、フロントインサイドパネルのみの修正、ラジエターコアサポートのみの修正と言っても他の部位にも何らかの影響を与えているのです。

走行不明

例えば走行距離25万kmのクルマを5万kmまで巻き戻して販売するといった悪徳な中古車販売店が多く存在しています。メーター交換、メーター改ざんなど、相場よりもすごく安いクルマには必ず裏があります。走行距離が実走行かどうかを確認する方法は、中古車鑑定書を見るしかありません。第三者の中古車鑑定書に実走行かどうか記載されています。当然、値段ありきの安いクルマを販売するお店では中古車鑑定書などほぼないでしょう。安いクルマとはこういうものです。現在車検証の下部に前回車検時の走行距離が記載されています。メーター故障で交換したクルマについてはしっかり交換前の距離が記載され履歴がわかれば信用して大丈夫です。しかし、メーター交換車の走行距離は距離不明車として扱われ売却時の価値減価が発生します。

水没・水害・冠水

クルマは水に浸かるとエンジンがかからなくなります。場合によってはショートし火災や発煙が発生する恐れもあり、非常に危険です。修理するにも多額の費用が必要で、修理にお金を掛けるくらいなら別のクルマを探す方が得策と考えられ水没車は廃車になることが多いようです。しかし、エンジン乗せ換えやクリーニングを施し再販されるクルマもあります。しっかり修理された後でも、断線やショートなどによる車両火災の不安は残ります。また、ヘッドライトの内部に曇りが生じたり、車内はカビの発生や異臭の原因にもなります。水害があった地域の中古車は要注意です。

不具合有

中古車を購入する前に、エンジンの状態やミッションの状態、外装、下回りのサビ具合などできる限り多くのチェックを行い不具合の無いクルマを選びましょう。

必ず確認したい!中古車を選ぶにあたって確認したい14個のポイント

希望する車種の在庫が見つかり、いざ実車を見に行っても何処を見たら良いのかわからない!なんてことはありませんか?中古車は新車よりも安く買えるメリットがありますが、走行距離が実走行かどうか、修復歴があるのではないか、整備内容、保証など、購入する際に確認しておくべき大切なポイントがいくつかあります。実車を確認するときは、いつでも確認できるようこのページを開いておいてくださいね。

走行距離

中古車を購入する際に見るポイントのひとつに走行距離があります。一般的に走行距離が少ないクルマほど人気です。しかし、走行距離が多過ぎても少な過ぎても故障のリスクがあります。走行距離が多い場合には各部分の消耗品がヘタってしまい交換サイクルが早まることはよく言われますが、走行距離が少ない場合のトラブルはあまり知らされることがありません。走行距離が少ない場合には、今まで月に数日しか使用されず、あまり走らなかったクルマが急に多く走り出すと、固まったゴム部品の劣化を早めたり、エンジンのレスポンスが悪く吹け上がりが良くないケースもあります。パッキンの劣化からオイル漏れなど引き起こす恐れもありますので距離は少なくても週に数回は動いているクルマだったかどうかも知りたい情報になります。妥当な走行距離は年間8,000kmから12,000km(月間1,000km)を目安にしましょう。つまり年間1万kmと考えると、10年で10万kmになります。10年前のクルマで10万km走行は当たり前で、通常のコンディションを保っている可能性が高いと考えて良いのです。10万km走行しても現代のクルマは問題無いクルマばかりです。注意が必要なのは10年10万km(国産車)で交換が必要なタイミングベルトです。チェーン駆動の場合は交換不要です。ブレーキディスクもかなり薄くなってきますのでディスクとパットセットでの交換をおすすめします。各ゴム製ブッシュ類も交換可能な部品は交換しておくと安心です。乗りっぱなし、放置、消耗品の交換を全く説明しない販売店は避けましょう。

外装キズ凹み

安いクルマになればなるほど、必然的に外装のキズや凹みも多くなります。エアロ割れ、目立つ凹みやキズ、このあたりは当たり前にあります。何よりも心配なのはキズや凹みが多くあるといういことは、前オーナーが大切に乗ってきたクルマとは言い難いという事実。当然、オイル交換など機関面のメンテナンスも手抜きであることが多く、結果、エンジンなど機関面の故障も多い傾向があります。バンパーの擦りキズなら比較的簡単にキレイになりますので大きな問題ではありませんが、ラジエターコアサポートやクロスメンバーへの影響がないかよく確認しましょう。修復歴有無の問題になります。外装キズが車両価格の安さにつながっていることを正直に説明する販売店ならまだ大丈夫です。しかし、それ以外の安い理由もあるかも知れませんので鵜呑みにしないよう注意しましょう。

ヘッドライト水滴・曇り

ヘッドライトの内側に水滴が多くある場合はどこからか浸水してしまっています。ヘッドライトを丸ごと交換するしか方法がないので高くつきます。安いクルマにありがちなので、注意深くチェックしましょう。

フロントガラスひび割れ

米粒くらいの小さな飛び石から大きなものまでありますが、親指位の大きさの飛び石キズやヒビ割れには要注意です。そこを起点にしてピシーっと大きな亀裂が突然入ることがあります。ボディのキズや凹みと同様にシッカリとチェックする必要があります。

タイヤ残り山

購入時に意外と見落としがちなタイヤの残り山。格安中古車を扱う販売店は、車検に通りさえすればギリギリ少ない残り山でもそのまま納車します。車検が残っている安いクルマにいたっては残り山がほぼゼロでもそのまま納車されると思った方が良いでしょう。3分山以下のタイヤなら早めに交換した方が良いと一言アドバイスのある販売店が安心です。また、タイヤの状態は前所有者の乗り方が読み取れます。特にフロントタイヤの外側が大きく方べりしていればカーブを速度落とさず通過していることが多いと読み取れます。荒く使われたクルマほど方減りします。特にミニバンなど車高の高いクルマは要注意です。通常使用でも若干の方減りはしますので何台かサンプルとして見てみることをおすすめします。

アルミホイールサビ・腐食

ホイールは見れば誰でも状態が分かると思います。あきらかにサビや腐食が多くあるものは注意が必要です。なぜならば、ボディ全体のサビや腐食の疑いがあるからです。段差による変形も注意しましょう。エア漏れの原因になります。

下回りサビ・腐食

クルマの下回りはサビてくる部分も多く出てきます。しかしながら、サビ過ぎていると不具合発生の元です。エンジン下回りからマフラーにかけてのサビは通常と言っても良いでしょう。しかし、サスペンションアームやマフラーをつりさげている部分に腐食が多いと冬期間の塩害を疑いましょう。マフラーが突然落ちる、ディスクブレーキのピストンが腐食して戻らない、ABSセンサーの腐食、車体の腐食、穴あきなど様々な不具合があります。対策としては、下回りやボティをよく確認すること。

ハンドル擦れ

革巻きハンドルの擦れが酷いものがあります。見た目が悪いうえに必ず触れる箇所になりますのでできるだけキレイな状態のものを選ぶようにしましょう。

シート汚れ

シートのシミや汚れが多いものは、汚いだけではなくて衛生面でもよくありません。シートの汚れはなかなか落ちないので、納車までに綺麗にしておくといった話を真に受けると後でトラブル必至です。シートカバーのクルマだから安心しないでください。実は汚いからシートカバーをしているケースもあります

タバコヤニ汚れ

室内の特に天井がタバコのヤニで黄ばんでしまっていることがあります。臭いはもちろん染みついていますのでとれません。オークション(クルマの市場)からの仕入れも当然安く仕入れたのでしょう。安いクルマには理由があります。

エンジンルーム

エンジンルームがホコリだらけで汚いものはやめましょう。前オーナーが大切に扱ってきたとは言い難い上に、仕入れた販売店も洗浄すらしていない…格安中古車ならではのトラブルが起きる確率は高いと言えます。オイルの滲みやホース類の劣化、ベルトの劣化状態も良くないクルマが多く注意が必要です。

エンジンの状態
エンジンのかかり具合はもちろんですが、エンジンの吹け具合を確認し、回転の上げ下げがスムーズか確認しましょう。こちらはある程度エンジンの温度が上がったのを確認してから行うことが大切で、エンジンが冷え切った状態ですとエンジンへの負担が大きくなるので注意か必要です。また、アイドリング時の回転の安定や異音も確認しましょう。しばらくエンジンの掛かっていないクルマのエンジン始動直後は白煙もありますが、通常はすぐに収まります。収まらずモクモクの場合にはオイルが燃焼していますので不具合を疑いましょう

エンジンの白煙
エンジンを掛けて吹かしてみると回転もスムーズに普通に吹け上がる。けれども、マフラーから出る煙が尋常ではない白煙がモクモクと…冬場の寒い時期は水蒸気も混じって分かりづらいのですが、水蒸気は息を吐くのと同じですぐに消えていきますが、エンジンブローによる白煙はなかなか消えてゆかず煙が上まで立ち上っていきます。白煙の原因はオイル上がりとオイル下がりがあります。オイル上がりは、エンジン内部のシリンダーとピストンの摩耗等により出来た隙間に、オイルが上がってきてしまい、ガソリンと一緒に燃えてしまうのです。オイルが燃焼すると白煙が発生します。特にアクセルを踏んだ時に白煙が出る傾向があります。オイル下がりとはオイルがシリンダーヘッドの吸気バルブステムの隙間を通って、エンジン内部燃焼室内に入り、エンジン内部の汚れがオイルに付着しているため、その汚れがスラッジとしてピストンへ付着すると、オイルが大量消費されたり、白煙が発生の原因となります。エンジン内部洗浄が必要になり、メンテナンスオイル管理の徹底したクルマを選びましょう。特に直噴エンジンのクルマは要注意です。

ミッションの状態

マニュアル車の場合には、ギアの入り具合やクラッチの状態が確認できます。問題は最近主流のオートマチック車、CVT車です。 オートマチック車、CVT車ともにDレンジに入れた際にショック無くタイムラグ無く入るかどうかを確認しD→R→Dの操作を行った際にもショックやタイムラグが無いことを確認しましょう。また、その際の異音も無いか確認しましょう。ミッションの確認には試乗が一番効果的です。スムーズに走るかどうか、またエンジンの状態も確認できます。試乗させてくれるお店を優先して選びましょう。公道に出られなくても敷地内で前後に動かすくらいは可能なハズですので必ず確認することをおすすめします

転ばぬ先の杖!中古車を選ぶにあたって押さえておきたい保証について

購入時に故障箇所がわかっているのであれば、購入を控えるか納車までに整備してもらうことができます。しかし残念ながら、中古車というものは購入後に故障するものです。故障してしまった際に役立つのが保証サービスなのですが、保証内容は大きく4パターンに分かれます。実費で掛かる修理費用に比べたら保証料は安上がりですので、なるべく手厚い保証を受けられることが理想です。

①保証無し現状販売
一切の保証は無く、仮に納車された後10m走って壊れた場合でも修理費用は全てユーザー負担という内容。この場合、他と比べて総額が安い場合がほとんど。典型的な安物買いの銭失いです。

②納車後1,000km以内・もしくは納車後1ヶ月以内まで
納車後1,000km以内・もしくは納車後1ヶ月以内まで、どちらかがオーバーした時点で保証は終了となります。この場合、多くの中古車販売店では保証対象部品はエンジンとミッションのみと限定しています。ラジエーター冷却水が全部漏れてオーバーヒートなんてことがあったとしても全てユーザー負担になります。酷い場合では保証対象がエンジン限定どころか、さらにコンロッド(エンジン内部の部品)破損のみなどという壊れることなんてまず無いものだけが対象になっている場合もあります。つまりあって無いようなものである場合がほとんどとなります。

③販売店オリジナル保証・納車後1万km・1年間有効
真面目に運営している小規模店や個人店が自社独自できちんと作ったユーザー目線に立った保証。保証料として5万円~10万円前後の金額が諸経費に含まれる形で計上されるか、車両価格に上乗せされている形になります。デメリットとしては、その店舗に行かないと保証を受けられなかったり、自走できない場合はレッカー引取費用を別途請求されたりする場合があります。遠方の中古車販売店から通販みたいに買う場合は殆ど使えない保証となってしまいます。

④大手保証会社と店舗提携の手厚い保証
高年式のクルマほど故障リスクは少なく、低年式のクルマほど故障リスクは高まりユーザー目線で考えれば保証が必要になると思います。大手保証会社と店舗提携の保証とは、古い中古車(最大で15年落ちくらいまで)にも付けられる、ほとんど新車のメーカー保証レベルの手厚い保証です。但し、中古車販売店が大手保証会社と提携するにあたり保証会社の厳しい審査があり、そのような保証会社の手厚い保証を安価で提供できる中古車販売店は非常に稀となります。保証料として安い所で3万円前後から高い所で10万円前後が諸経費に含まれる形で計上されます。また保証会社と直接提携していない中古車販売店でも、カーセンサー保証などの保証会社による手厚い保証を付けることが可能ですが、価格が10万円前後と高額なのがネック。保証会社の保証で最大のメリットは全国のディーラーや認証整備工場などで無償修理が受けられる点です。

さいごに知っておきたい!絶対避けたい販売店について

中古車は販売店で選べと言っても過言ではありません。整備不良などがあれば人命に関わることですし、何かあればしっかりサポートしてもらう必要が出てきます。購入後の数年間、愛車と共にお付き合いしていく上でストレスなく安心して任せられるか、中古車を選ぶ際には販売店もよく選びましょう。

サイトにスタッフの顔写真が一切公開されていない
悪徳店は詐欺師と同じですから自分たちの顔写真が公開されることを嫌がり、サイトのどこを見てもスタッフの写真が出てくることはありません。サイトにスタッフや代表者の顔写真が公開されていて、販売実績があるお店でしたら絶対ではありませんが安心できる材料と考えて良いと思います。

展示場とスタッフの雰囲気は店の信用度と比例する
展示場が雑草やゴミで酷い状態だったり、店員が金髪にピアス、制服がバラバラ(ラフな私服)、言葉使いがおかしい、在庫車がボロボロ、エンジンが掛からない、壊れているなど、あまりに酷い場合は帰りましょう。これらが徹底されていないということは来客をもてなす精神が欠落していると言えます。納車時のクルマの状態、納車後のサポートなど、全ての物事がその低いサービスに基づいたレベルになります。来店時に迎えに来てもらった場合など、それに対して恩義を感じてしまい、おかしいとは感じつつも悪質店から粗悪車を買ってしまう方もおります。あなたがこれから数年間付き合う愛車選びです。金額云々の問題だけでなく購入後数年間トラブルだらけのクルマに乗り続けることになります。おかしいと思ったら携帯電話にメールやLINEなどの受信があったふりをして急用ができたと言って帰りましょう。

どこまで整備してくれるかはっきりしない
客「整備はやってくれるんですよね?」 店「まあ、やると言えばやりますし やらないと言えばやりませんし、まあ見ますけどね。」 そして実際にやるのは本当に見るだけ。目で見るだけ。信じられないかもしれませんが本当にこういうことが現実にあります。良い中古車屋さんはあなたから聞かなくても整備の内容について詳しく説明してくれます。また、どのような整備を行ったのか、部品は何を交換したのかが全て分かる整備記録簿を納車時に渡してくれる店舗なら安心出来ます。

総額がいくらなのか注意したい
車両本体価格が相場より激安でも諸費用が40万円掛かるといった引っ掛けの場合があります。逆に、諸経費激安1万円ポッキリ!と釣り文句があって車体本体が相場より高額な場合もあります。また、高額なオプションサービスが強制的に入れられている場合もあります。中古車の車両本体価格が妥当だとした場合、諸費用は上記の整備代・保証料含めて20万円~30万円くらいが常識的な数字です。

営業マンがやたらとローンを勧めてくる
ローンの場合は金利手数料が発生しますので、もしも経済的に問題なく現金で払えるならその方が総支払額は安くなります。それなのにやたらとローンを勧めてくる営業マンが多く存在します。店によっては店舗自体の方針で必ずローンで購入してもらうことになっていると言われる場合もあります。なぜそんなに勧めてくるのかというと、ローンで契約するとローン会社からその中古車販売店にバックマージンが入る為です。ユーザー目線で考えれば一括で払えるならそちらの方が良いに決まってます。そういう点もその販売店を評価するバロメーターになります。

まとめ

大事なことを詰め過ぎてボリューム満点になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?これから数年、色んな思い出を共にする愛車選びに、少しでも参考になれば幸いです。皆様の素敵なカーライフを願っております。

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